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市場価値を構成する3指標

 
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人事@助虎
リクルートG出身、求人営業と人材紹介業に従事し、現在一般企業で人事担当責任者をしています。就活生・求職者のお悩み解決に役立つ情報を発信中。企業の採用担当者向け採用・広告ノウハウもたまに発信します。
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就職活動時に必要な自分の市場価値について考える記事です。

【概要】===========================

■人材の市場価値を構成する3要素は  X 業界の生産性 Y 人的資産 Z 技術資産 

1技術資産を構成するのは「専門性」と「経験」

2人的資産 …どんな人間とも仲良くなれ、可愛がられる力を持った人間 

3業界の生産性について考える 

■市場価値を測るポイント9点

■キャリアを考えた時に見るべきは会社ではなくマーケット    

==============================

誰しもその仕事には、市場価値の相場というものがあります。それは転職時の年収相場にも直接影響しているのですが、企業毎に多少の差はあれど一定の水準で他の職種とは異なる職種それぞれの相場を形成しています。転職者に限らず、新卒で就職活動をする人にも影響する情報ですので、就活の際の標準知識として脳に刷り込んでおきましょう。

 

■人材の市場価値を構成する3要素

X 業界の生産性 (付加価値の高さ、代替性の低さ)  

Y 人的資産   (個人の能力や人脈)  

Z 技術資産   (専門性・スキル)

給料の期待値はこの3指標の合計で決まります。

年収の高いキャリアは上記のXYZ 3要素のうち、2要素以上が大きい仕事である事が多いです。

・生産性が高い仕事に専門性がある事

・専門性が高い仕事に対し、それを大きくする人脈やツテ、個の能力がある事

・生産性が高い仕事でそれを大きくする人脈やツテ、個の能力がある事

・3要素全てを持っている人材である事

 

【1】技術資産を構成するのは「専門性」と「経験」

・専門性…職種に紐づく能力  … 法人営業、個人営業、広告業界の経験、マーケティング等

・経 験…職種に紐づかない能力… マネジメント経験、プロジェクトの立ち上げ、評価制度等、企画系の仕事など。ただし、その経験を転職先で再現できる事が重要。それができて初めて市場価値を付加する事ができます。他の会社で展開できなければ技術資産とは言えませんので要注意!

職務経歴書、レジュメ記載時にそう理解できる文章が書けるようにしておきましょう。

仕事を選ぶ時は福利厚生ではなく専門性と経験でキャリアを選ぶ事です。この2つは自分のものなので環境に関わらずコントロールできます。子育ては子供中心に回るため、コントロールできませんが、それゆえにキャリアはコントロールできる状態にしておきましょう。(女性は特に)

普通の人ほどどこで戦うかのポジショニングで勝負できる「経験」が重要になります。

人的資産 …どんな人間とも仲良くなれ、可愛がられる力を持った人間

人的資産は年を取るにつれ、重要度が増していきます。

【20代は専門性、30代は経験、40代は人脈が重要】

【3】業界の生産性について考える

例えば旅行業界や婚礼業界はとても忙しいが社員の給与水準は決して高くない。

婚礼件数の現象やスマ婚・ナシ婚化に加えに旅行ニーズの減少等があり、直近10年の日本では

海外に行く事により上がる売上よりも海外から日本に来る外国人による観光需要の方が売上が高い。

逆に、最も高給与を稼ぎ出す業界は投資銀行やヘッジファンド等金融業界で働く人です。

海外の成長著しい新興企業に日本のホテルや企業が買収される事例がありますが、

売手と買手の間に入って正確なリサーチと交渉を以って高いマージンを稼ぎ出す人達は

非常に高額な付加価値を生み出しています。20代で2,000万円を稼ぎ出す人間がいる一方で、

婚礼業界や旅行業界は30代でも200〜300万円代で働いている人もも少なくありません。

その人の能力の高さに関わらず、仕事によって生まれる価値には業界毎に数値の差が明確に

存在します。高い年収を得ようと思った場合、この点は考慮すべき重要なポイントになります。

 

人的資産や技術資産をどれだけ持っていても、業界の生産性が高くなければ

あなたの市場価値は高くならない。業界の生産性を考える事は非常に重要です。

市場価値は業界の生産性に最も大きな影響を受ける事になります。

伸びている業界で働いた事があるだけで、市場価値は高まります。

商品のライフサイクルと同じで、全ての仕事にもライフサイクルがあります。

商品ライフサイクルでは商品に 導入期→成長期→成熟期→衰退期 という時期があります。

1や2の状態で仕事にも上り調子の業界と下り調子の業界があります。

上り調子の業界に身を置いて置く事はキャリアでプラスに働く事が多いです。

導入期は 参入者も代替手段となる商品サービスも少ない

成長期は 参入者が増えるが代替手段となる商品サービスは少ない

成熟期は 参入者も代替手段も増えて徐々に生産性が頭打ちになり徐々に低下してくる

衰退期は ダウントレンド。参入者も代替手段もすっかり増え、生産性は下降の一途をたどる。

人的資産や技術資産がない状態では、生産性が高い産業やライフサイクルが

成長トレンドにある業界の企業に就職をするのが賢明な判断と言えます。

<業界の生産性まとめ>

① 全ての仕事にライフサイクルが存在し、いつかは消えていく

② 会社は全ての仕事をシステム化して効率化していく(業界の変化に合わせて利益を残す為)

③ 自分の仕事が①なら業界は上昇傾向 ②なら業界は下降傾向

■ 市場価値を測るポイント9点

1 他社に持ち運びできる能力か?(法人営業能力、財務会計能力、WEB開発力etc)

転職先の業界に持っていけるスキルがあると中途採用では一定の評価を得られます。勿論年齢が高すぎて扱い辛いとか第二新卒なので極力経験ない方が良い等募集によっては多少差はありますが、経験はある方がプラスに働く事が多いです。

2 そのスキルの賞味期限はいつまでか?(保有者の大小と、希少さの継続性)

IT業界ではよくある話ですが技術革新は常に生まれるものなので専門性の高い職種はニーズの度合いが数年単位で変わるケースも珍しくありません。しかしプログラミングができる人材は一定数しかおらず比較的通常のオフィスワークの業務よりも高年収な傾向にあります。逆にシステムで外部化できたり、単純化できる仕事だと該当職種の募集の需要自体が現状より少なくなり、年収ダウンする事が増えます。

3 他社で通用する「レアな経験」がどれだけあるか?(拠点や新事業の立上げ経験等)

これは特に新規事業立上げ(成功)経験の有無にもよりますが、一般的な従業員では中々できない事にチャレンジできていた場合、精神性や取組姿勢、その経験を買ってもらえる事は多いです。

4 そのスキルにはどれだけ世の中に強いニーズがあるか? (市場の需要)

どれだけ世の中に必要とされているかという需要度合いに基づいて決まります。

5 社内に、自分が会社を変えても喜んで力を貸してくれる人物(決裁者)がどれだけ存在

するか?………(現職の決裁権者、経営者)

能力だけでなく仕事を通じて構築してきた人間関係と信頼、会社の状況も込みであなたが他人に

どれ位好かれ、応援されている存在かどうかという点です。

6 社外に、自分の為に喜んで力を貸してくれる人物(決裁者レベル)がどれだけ存在するか?

………(友人/取引先の決裁権者、経営者) 普段から社外の人(目上を含む)とどれだけ交流を行い、知り合い又は友人、先輩等自分を応援してくれる人達がいるかという指標。

7 自分が所属するマーケットに今後の「成長性はあるか?」……言葉のまま、自社は伸びているかどうか?(自社だけでなく他社は伸びているかという事も重要です。)研究開発等が盛んで商品サービスやその人気が継続しそうかどうかが判断基準です。

8自分が所属するマーケットの「一人当たりの生産性」はどれだけ高いか?

売上を従業員数で割ると1人が1ヶ月働いて1000万売り上げる業種もあれば、100万しか売上が上がらない業種もあります。その差が年収の差に反映されてきます。

9今後,どれだけ「自分の市場価値」は成長が見込まれるか?

上記の点を踏まえて、現状の業務を続けていった際に自分の年収はどうなるかという事を

検討してみたら今後が見えやすい。同じ業務をしている先輩を見るといいでしょう。

 

■キャリアを築く時に重要なのは会社の上司ではなくマーケットを見る事

上司を見ている人は会社が潰れたら生きていけません。しかし、マーケットを見て市場価値の向上を図っている人は万一会社が潰れても他社で必要とされる存在になれます。

だから、転職活動をしなくても、世の中、業界毎にどんな技術が確立され、どんなものが流行り始めているかなど、その継続性も含めて業界や技術の動向にはアンテナを張っておく事が大切です。

この考え方は人事視点で見ても非常に理に叶った視点で、私自身も仕事の中で実践している内容です。

しかしこれを教えてくれる企業は本当に一握りだと思われます。

ぜひ参考にしてください。

 

(出典:転職の思考法)

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