就活情報色々発信中★気軽に質問どうぞ♪

21世紀の働き方、就職転職を科学するメディア

人事が働く環境、15の特徴

 
この記事を書いている人 - WRITER -
人事@助虎
リクルートG出身、求人営業と人材紹介業に従事し、現在一般企業で人事担当責任者をしています。就活生・求職者のお悩み解決に役立つ情報を発信中。企業の採用担当者向け採用・広告ノウハウもたまに発信します。
詳しいプロフィールはこちら

就職活動をこれから始める、無垢な子犬のように美しい心を持つ方々の健康を守る為、現役人事が語る、「人事が働く環境、15の特徴」について書いています。

 

「孫子の兵法」 で、よく使われる有名な言葉。

「彼を知り己を知れば、百戦して危うからず」

ここでいう「彼」は就職活動であり、人事担当であり、面接先企業です。相手を適切に理解して活動すれば精神的に健全な状態で戦いに臨めます。地に足がついて冷静な頭で活動し続けたら、かなりの割合で結果がでます。少々不遇があっても心が折れる事なく、前向きな姿勢で活動し続けられます。

 

・職種

・採用人数 (採用期限も設定)

・欲しい人材像(能力や性格適性)

がそれぞれ設定され、それによって面接形式、採用担当の注目点、質問内容が設定されています。その内容は企業によって異なり、多様性に富んでいる為、求職者にはどういう準備をするべきか見えにくいもの。しかしどんな戦いでもその時自分にできるベストの行動とる必要があります。

 

そこで、事前の準備として

①自己分析 → 自分に関わる情報ならいつでも引き出せる状態作り

②採用側の立場を把握 →準備して精神状態を整える

この2点ができていると選考を非常に戦いやすくなります。しかしほとんどの人は①しかしていません。②の情報はほとんど一般には入ってこないからです。

求職者の方々が健康に戦い続けられるよう、採用側の立場として情報提供しておきます。人事(採用担当)がどのような環境で働き、どのようなミッションを与えられ、どのように業務遂行しているかを理解することから始めてみて下さい。きっと適切な就職活動の方針が見えてくるはずです。

 

【知っておくと得する人事の生態15点】

その1 採用目標はあらかじめ決まっている

その2 第一印象で半分前後が決まっている時がある

その3 面接内容が一番大事。SPIやテストは最低ライン

その4 質問下手、採用下手な人事もいる

その5 沢山の人に会い、嘘がすぐわかる位には経験を積んでる

その6 アンマッチ採用はお互い不幸だし人事の評価にも響く

その7 選考の返事が遅い事情は色々ある

その8 面接時の無表情=真剣に聞いているだけ。圧迫ではない。

その9 その普通な表情の下でものすごく色々な事を考えている

その10 不恰好、不器用な発言でも人事的にOKな事は多々ある

その11 原則、独断では採用を決められない

その12 タイミングって結構大事(特に中途)

その13 採用数、離職率、採用者の活躍度合いは評価に反映される

その14     現場経験の豊富な人事担当者は出世コースの人が多い

その15 人事は会社の顔であり、企業イメージを構成する

 

 

人事も色々あるのですが、よくある質問や詳細の説明をしていきます。

その1 当然ですが人事も会社員なので採用目標というものが存在します。これは新卒採用を毎年行なっている会社ですが、これは人事の魅力は能力広報活動、会社の情報発信力などに左右されます。

その2、3 これはほとんど応募者側の身なりや雰囲気ですが、SPIやWEBテストでは成績はいいのに

受からない方が時々いるとだいたい第一印象でひっかかっているケースがあります。人事もたくさん面接してきてダメだったケースは体感的に覚えているのですが、覇気がない、パリッとした清潔感やイキイキ感、こういったものがないと、ダメだった時の事を思い出してしまい、面接スタート時点でテンションが下がるケースがあります。

最初はとても大事なので、状況に関わらず意識していきましょう。

 

その4 人事にも採用下手な人がいます。1つは採用のなんたるかというものがわかってなくて、ちんぷんかんぷんな質問をしたり、どうでもいい話をする人事、採用担当として滑ってる人に散見されます。

これは大企業でも異動したてで勝手がわかってないとか、若手配属でまだフォームができ切っていないとか色々あるのですが、一人前にになるには他の業務同様一定の経験が必要ですのでとりこぼしもあります。

ただ企業のトップが採用が苦手で人事もそんなに得意でないという会社もあり、魅力はあるのに残念な誤解を解けないまま採用がうまくいかない会社というのも実際に存在しています。

 

その5 人事担当はたくさんの人を面接しているため、「嘘」にものすごく敏感です。

「面接・選考は一貫性、論理性のない人を採用するのはかなりのリスク」という事をその経験から学ぶ為、人から教えられなくても言葉の矛盾に敏感になり、採用の精度が上がっていきます。嘘は基本的に通用しないと思って下さい。信頼のない人はどんなに優秀でも採用されないと肝に命じましょう。

その6 アンマッチ採用をすると… 採用された人は経歴に傷がついたり人生の時間を浪費してしまったりしまうリスクが大いにあり、思わぬ短期離職となってしまった場合は「こんなはずじゃなかった…」と自己肯定感が下がってしまう事があります。一方企業側は人件費として高い勉強代を払うとともに、配属部署の従業員には落胆や教育の手間として本来できた仕事の時間を奪ってしまう事となります。もちろん配属先上司や同僚のコミュニケーション自体に問題があるケースもありますが、1つ言えるのは「誰も幸せにならない」という事です。特に採用された人についた経歴はもう消える事がありませんので、お金を払っても元にはできない事なのです。人事は人の人生に大きな影響を与えてしまう事がある責任の大きい仕事であると共に、会社に貢献するためにも「プロ意識」がとても大事な仕事になります。

「企業は人」 「会社を活かすも殺すも人事次第」というのは人事が念頭に置いておきたい大切な原則です。

 

その7 選考の返事が遅い事情は色々ある

これは本当に色々なケースがあります。中途と新卒でも分かれますが採用が少ない時に期待できそうな求職者の応募(中途) → レスポンスも選考も基本早い他業務で忙しい時の選考 → 社内決済に時間がかかったり、他の業務に押されて結果に関わらず返事に時間要する

選考数が多すぎてすぐに返答できない → 結果に関わらず返事に時間を要する

なので、遅い時はいい時か悪い時か判断しにくいという事です。

基本的に返事が早いのは「軽々と合格」「どう見ても不合格」「人事は比較的手が空いていた」位しかありませんので、返事が遅くても「色々な状況があるのかもしれない、ダメな可能性も考えて積極的に行動していこう」という執着しすぎない積極姿勢が結果的には選考に大きく良い影響をもたらすとイメージしておいて下さい。

 

その8(その11も該当) 面接の時の無表情はあなたに興味がない訳ではありません。

経験豊富さからくる人事のポーカーフェイスもあれば、担当がいいと思っても通過に社内決済が必要な場合もあり、変にいい顔できない等もあります。集団面接などだとそれこそその傾向は顕著になり、ややもすれば応募側は自信をなくしてしまいがちですが、「真剣な採用ほど厳しく追求する事が多い(逆に入れば愛情たっぷり育てる)」と覚えておいて下さい。人事も責任ある仕事なので、真剣勝負です。真剣な雰囲気に取り繕った笑顔は不要な事も多々あります。

ただただ、積極姿勢で面接には臨みましょう。企業が求職者を選ぶだけでなく、求職者も入社する企業を選ぶ側という位の気持ちは必要です。

 

その9 面接中の人事はその表情の下でものすごい色々考えてます。求職者の話の一貫性、身振り手振り、雰囲気などから人柄や周辺環境、希望職種への適性や現職社員との比較、

これまでの応募者の中でどの位の印象度とか、自社で続きそうかどうか、その部署の誰々とうまく行きそうか、話しぶりや表情、性格テストの結果等思い出しながら色々考えていますでもだからどうしろとかいう事ではなくて落ち着いてはっきりと受け答えしていく事をやって下さい。これはただのカミングアウトです。

 

その10 よくある間違いで「うまく喋れないといけない」「スラスラ話せる方がいい」というのがあります。

これは履歴書に清潔感のない写真を貼る位NGなものです。採用する側が最も注視している事は「信用するに足る人間かどうか」「必要な仕事遂行能力がありそうか」この2点だけです。後者は正直やってみないとわからない部分もありますが、一番は前者。優秀だからと行って自社にマッチする(長く勤める)とは限りません。内定を出しても辞退する人も当然います。「採用目標50人で70人内定だしたけど50人に辞退された」とかは

人事的に最悪な訳です。優秀な人が採れる事は良い事ですが、1人のスーパーマンより10人の信頼できる。普通の人の方が同じ10人チームになった時に成果を出せる事も沢山あります。だから、たどたどしくても一貫性があり誠実な印象を受ける人や、努力して色々詳しく調べてきて自社の魅力を嬉々として語ってくれる応募者の方が、優秀な人より貴重な場合もあります。なので、スムーズな会話よりも本気の言葉、本気の笑顔、純粋な眼差しの方が信用される事はあります。

ただ饒舌なだけだと「本音かどうかわかんない」と言われる事がありますので、話をするのにあまり緊張しないという人はぜひ気をつけましょう。「論理だけでなく情熱」「好きという気持ちが出るかどうか」も選考には大切です。

 

その12 タイミングって本当に大事(特に中途)

これは新卒でもある程度言えますが、中途は採用枠が1名、2名とか少数である事が少なくありません。

優秀な社員の穴埋めとか新規事業やるのに人異動させたから元のスポットに補充1名とかはよくある話です。

なので中途はタイミングを外さない事も大事。新卒は景況感に大きく左右されます。

転職時に魅力的な求人を見た場合は受ける順番も大事ですが即応募を心がけましょう。

出会いと縁はタイミングです。

 

その13   人事は採用目標数のクリアや離職率(定着率)が人事評価の大きな指標である事が少なくありません。

大企業は1名1名の活躍以上に 全体としてどうだった?

1名あたりの採用コストは? 離職率は? 結果を振り返って今後の期待や課題は?

結果として従来比較ではどうだった? など色々な指標を見ています。

中途採用などは入社後の活躍度合い等も見ています。採用された人達の活躍や評価は

全体的に見て人事にも跳ね返っていきますので、採用者の活躍は人事も嬉しいものです。

(人によっては評価の影響如何に関わらず。人に人生に役立てたかなとやりがいを感じる瞬間もあります)

 

その14     現場経験の豊富な人事担当者は出世コースの人が多い 

これは会社にもよりますが、経営の重要要素はご存知「ヒト・モノ・カネ・情報」ですね。この4要素のいずれかに強みがあり、貢献できる人材は企業にとって重要な活躍人材です。この4要素のプロは比較的重役となりやすい傾向がありますが、ヒトに強い人材は社員をまとめる事をも得意になりやすくなる傾向があるため、

営業人事系のプロフェッショナルは出世コースの一角をなしている会社が多いです。

 

その15 人事は会社の顔であり、企業イメージを構成する

正しいかどうかは置いといて、「人事の人がよかったので入社します!」という新卒は多いです。文字通り「人を惹きつける魅力」は人事にとってどても重要な要素とも言え、(容姿という意味ではない)求職者を含む社外の人々とも接する上で重要な役割を果たしています。

「この人と一緒に仕事したい」そう思わせる力は求職者だけでなく、顧客や取引先、クライアントとのコミュニケーションにも大きく影響を及ぼすでしょう。「この企業の経営者はこういう人を会社の顔として置いている」と会社自体を評価される際にも一つの指標として見られる事もあります。人事は一見してわかりにくい点もありますがその仕事の道義的な責任や企業経営に及ぼす影響、やりがい等において非常に奥が深い

魅力ある仕事だとお伝えしておきたいと思います。

 

求職者の皆さん、いかがでしたでしょうか?

これは私は企業の経営者に採用を提案し、多くの採用担当者の方々と接してくる中で感じた事でもあり、

上司や先輩に教わった原理原則、自身が採用に関わるようになって最初の頃と今で、

企業HPや実際の応募者さんの変化を沢山見てきて実際に感じた本音です。

自身が求職者だった頃には見えなかった部分も大いに含んでいます。

 

人事担当者の本音や立場を想像してみたら、緊張が止まらない人も

落ち着いて面接に臨めるのではないでしょうか。

お互いに良い就職、良い転職の出会いとなれば良いと思い、長文ですが書かせていただきました。

 

ぜひ今後の就職活動の参考にして下さい。

 

続く

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
人事@助虎
リクルートG出身、求人営業と人材紹介業に従事し、現在一般企業で人事担当責任者をしています。就活生・求職者のお悩み解決に役立つ情報を発信中。企業の採用担当者向け採用・広告ノウハウもたまに発信します。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© Suketora .com , 2018 All Rights Reserved.